「寿司打」の中毒性
コードとブログ書く休憩中に,とんでもない中毒性を持ったゲームに出会ってしまった。
ざっくりいうと,寿司打はキーボード入力のスピードと正確さが試すゲーム。回転する寿司にあわせてタイピングするお題の言葉がだされ,制限時間内に入力に成功したら,その寿司を食べたことになる。そして最後に,タイピングのスコアが自分の食べた寿司の値段として発表されるゲームだ。
キーボード入力ミニゲームとして最も有名なものの一つである寿司打。とりあえず,中級の5,000円コースでやってみた。自己流ブラインドタッチに毛が生えた程度のタイピングスキルの僕のスコアは次のようだった。
ランキング画面を見てると,上には上がいる。5000円コースなのにその何倍も行く値段の寿司を制限時間内に平らげてる猛者たちがゴロゴロいるのである。
自分のタイピングスキルの貧弱さを痛感した日だ。
悔しい。悔しい…。そう思って,寿司打にのめり込んでしまった。
テスト前なのに,やることは他にもあるのに,寿司打と格闘しているだけで4時間も経っていた。普段集中力がないのが悩みなのに,こういうとこはむだに負けず嫌いで集中できてしまう自分が不甲斐ない。
さて,4時間寿司打にのめり込んだ経験から,寿司打の攻略法がいくつか見えてきたので紹介したい。
寿司打攻略法1 「速く不正確」よりも「少し遅く,正確に」
寿司打は,タッチミスない状態が続くと,「連打ボーナス」がたまり,ボーナスに応じて制限時間が伸ばされる。強者たちが 5000円コースでその何倍ものスコアを叩き出す理由は,この連打ボーナスにある。
彼らは,とにかくタイピングが正確なのだ。制限時間90秒の中で,タッチはたったの1回か2回。そのため,ボーナスタイムと彼ら本来のタイピングスキルが相まって,あのようなとんでもないスコアが叩き出されるのだ。
寿司打攻略法2 ハイフンとコンマ
寿司打で出題されるキーワードは,ローマ字入力のひらがなだけではない。
「ー(ハイフン)」と
「,(コンマ)」
も出題範囲に含まれているのだ。
パソコンを普段から多少使っていれば,よくつかう母音の位置と子音のキーの位置が体に染み込んで,それなりにタイピングができてしまう。でも,そんな初心者に毛が生えたようなタイピングスキルは寿司打では通用しない。
コンマとハイフンが出題された時点でたじろいでいるようでは,まだまだタイピング上級者の道は遠いと痛感させられた。
寿司打上達のために,日常のタイピングで何を意識する?
寿司打上達したい,5000円コースで1500円,10000円コースで20000円くらいのスコアを叩き出せるようになりたい…。
4時間のめり込んで寿司打をやりこんだ結果,まったくスコアは向上しなかった。むしろ,飽きと疲れと自棄でタイピングが雑になりスコアが下がったほどだ。やはり,寿司打上達には普段なんとなくしていた「タイピング」という行為に改めて向き合う必要がある。
自分の場合は,これから以下の2点を徹底することに決めた。
1.文字だけでなく,記号や数字もブラインドタッチするようにする
2.「Back space」を使う回数=うち間違えの回数 を減らすように心がける
特に2.の「Back space」は,無意識にたくさん押してしまっている人が多いような気がする。5文字に1回 Back space を押している人が10文字に1回の Backspace で済むようになれば,その人の文書作成の精度が純粋に2倍になるということだ。Back space 依存のなんちゃってブラインドタッチからはやく卒業せねば。
いろんなタイピングのスクールのページやタイピングに関するブログ記事を見ていると,「タイピングの早い人は仕事の生産性も高い」ということを主張している。記号のブラインドタッチと,Back space に依存しないタイピングを意識しながら,これからの自分の仕事の生産性がどう変化したかモニタリングしていきたい。
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